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lulu raffia 小林由美さん & elechika 金澤千賀子さん(横浜)

更新日:4月29日

仲良しのおふたりが銀座でグループ展に参加されるということで、天気もよく気持ちのいい4月の平日に銀座2丁目にあるギャラリーへお邪魔しました。こじんまりとしたスペースですが、優しいひかりがたっぷり降りそそぐちょっと隠れ家的な雰囲気のある素敵なギャラリーには、おふたりのラフィア作品のほか、ラタンアクセサリーや、陶器作家さんの作品などが並んでいました。



おふたりの作品の特徴はなんといっても緻密できめの細かい手仕事を感じられること。 ラフィアクラフトはもともと編み物のように目の数を数えたり、大きさを測ったりしないので、同じように作っても、出来上がる作品はそれぞれ個性があり、同じ人が同じもの作っても全く同じには作れない、そんなざっくりとしたクラフトなんです。

このクラフトのようにテープ状に編んだブレードをらせん状に巻き上げて作るかごは、モロッコやチュニジアなどのアフリカ北部や、スペイン、ポルトガルなどで作られてきた技法で、売っているものを見たことがある方も多いと思いますが、店頭に並んだマルシェバッグもそれぞれ個性があり、大きさや雰囲気もまちまち。そんなクラフトもおふたりが作るとなんとも精巧な仕上がりで、太さや長さも一定ではないな天然素材のラフィアを編んで作っているとは思えないほど緻密で美しい仕上がりに。


lulu raffia 小林由美さんと、elechika 金澤千賀子さんは、作品を販売しているだけではなく、オーダーでラフィアハットの制作もしているというのも納得です。

ハットはバッグと違い、サイズがとても重要。オーダー通りにサイズを合わせて作り上げるのは至難の業なんです。




小林さんがlolo Basketryのレッスンを受けられていたのは2022年。現在では横浜方面からスタジオで対面レッスンを受けに通ってくださっている方は多いですが、コロナ禍の真っただ中、「手元を大きくして見ることもできるし便利!」と修了までオンラインで受講していただきました。私自身、対面でなくてもここまでの作品を作っていただけるようになる、とオンラインレッスンに自信を持つことができたきっかけの生徒さんでもあります。 小林さんは、オーダーでの販売のほか、横浜方面を中心にカルチャーセンターでラフィア講座も開講していますので、お近くの方は、lulu raffia さんのInstagramをチェックしてください。(下部にリンクあり)


金澤さんは現在、lolo Basketryで天然ラフィアを手作業で結び合わせたラフィア(KNOT raffia)をかぎ針で編む、ラフィアクロシェレッスンを対面とオンラインで担当していただいています。天然のラフィアの長さは長くても2mほど。1m~2m置きに結び目のあるラフィアを編むことは簡単ではありませんが、仕上がる作品は、ラフィア風の素材とはまったく違った雰囲気に。経年の変化も楽しめる、素敵な作品が作れます。オンラインはかぎ針編み経験者さんを対象としていますが、対面レッスンはかぎ針初心者さんも受けていただけます。受講中の生徒さんからは「編み物歴長いけど、こんなポイント知らなかった~!」、「モヤモヤしていたことがクリアになった!」など、熟練の金澤先生ならではのコツやポイントを知ることができたと好評です。


KNOTraffia をかぎ針で編んだ作品
KNOTraffia をかぎ針で編んだ作品

今後、ラフィア以外の素材を使った編み物のレッスンも開催する予定ですので、ご興味のある方はelechikaさんに直接お問い合わせください。(水曜日に開催・下部にリンクあり)


同じ横浜在住のおふたり、今後もおふたりでの出店やイベントの企画など、ご活躍を期待しています!








 
 
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